2013年12月31日星期二

箱根駅伝に照準

 1月2、3日に行われる正月恒例の東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)をめぐり、スポーツ用品各社の受注競争が過熱している。平成25年の前回大会は、米ナイキが出場校から最多の契約を獲得したが、今年の大会はアシックスとミズノの国内2強が巻き返し、首位を奪還した。  「日本伝統の一大スポーツイベントの箱根駅伝まで海外勢が存在感を示すようになってきた。危機感はある」。ミズノの上治(うえじ)丈太郎相談役はこう話す。同社は出場校への地道な訪問を繰り返し、選手のシューズの個別注文にも対応するなどしニューバランス スニーカーて支持を増やした。  ウエア提供が中心だったデサントも、本格展開を始める「イノヴェイト×デサント」ブランドのランニングシューズを提供し、サポート体制を強化した。  今大会の出場校は前回から3校増え23校となった。このうち、契約数最多はそれぞれ6校のアシックス(前回4校)とミズノ(5校)。次いでナイキ5校(5校)、デサント3校(2校)などとなり、国内大手3社が契約数を伸ばすことに成功した。  だが、前回大会はミズノと契約していた中央大が今回はナイキにくら替えするなど、水面下で海外勢の巻き返しも始まっている。前回大会からは独アディダスが青山学院大、英ニューバランスが上武大とそれぞれ契約し、新規に参入している。  箱根駅伝は毎年テレビで生中継され、メーカーのロゴも映るだけにニューバランス レディース、業界内では「60億円相当の宣伝効果」ともいわれる。

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